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昔からちょっとしたデザインに興味があり、これまで所属先のロゴ作成に関わってきました。これからは医療もブランディングが必要だとか提案したのは、今思うとえらく生意気でしたが、それでも拙作を採用してくださった先輩医師の方々には感謝しています。そんなことばかりしていたから大事な論文は遅々として進まなかったわけですが。
・東京医科歯科大学 泌尿器科学教室
大学院に所属している時に作成したものですが、東京科学大学となった今は使用されていません。大学の位置するJRお茶の水駅前に、「聖橋(ひじりばし)」という建築物があるのはご存知でしょうか。ニコライ堂と湯島聖堂をつなぐ橋として名づけられたそうです。特徴的なあの橋脚が神田川の水面に映ると、印象的な美しい円を描きます。ドラマやアニメ(「すずめの戸締まり」など)でも目にするロケーションです。歌川広重の浮世絵にも描かれた昌平坂を上るときに「やっぱりお茶の水といえばこれ」と思い、聖橋の橋脚をモチーフにしたシンボルを作成しました。そこにはお茶の水と世界を架橋するという意味を込めました。
・東京都立大塚病院 泌尿器科
東京を代表する尿路結石センターでもあるため、結石・結晶をモチーフに作りました。配色は目立つ黄と黒の組み合わせ、結石治療の中心的存在でありたいという意味も込め、同心円状のデザインにしました。こちらは今でも使っていただいているようで嬉しいです。
・西川口泌尿器科クリニック(当院)
Nishikawaguchi Urologyの頭文字NとUを組み合わせたシンボルです。色のメインには自分の好みである深い青、そこに明るい緑を合わせ、三角形を貼り合わせたパッチワークのような作りにしました。余談ですが、東京五輪2020のシンボルも様々な四角形を組み合わせ、幾何学的な複雑な造形としていました(そして選考の過程にも紆余曲折ありましたね)。ただシンボルとしてシンプルかつ印象深いのは1964年の東京五輪だと思っています。もし興味がある方は検索してみてください。
そんなわけで当院の診察券・封筒・名刺などのデザインは外注しておらず自作です。もしお手に取る機会があれば、見てやってください。